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past  / 2019

Tomoya Matsuzaki / Motoki Naganuma / Haruki Ohno  "Crossing"  

松﨑 友哉 / 長沼 基樹 / 大野 陽生

May 4 (Sat) - 26 (Sun), 2019    Reception : May 4, 6-8pm

Press Release (PDF)
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Tomoya Matsuzaki

"Untitled" 2019 Oil on Plaster Slab in Custom Frame, 47 x 35.5 x 4.5 cm

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Tomoya Matsuzaki

“Untitled”2018 Oil and Pastel on Plaster Slab 53 x 120 cm (diptych)    

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Tomoya Matsuzaki

“Untitled” 2018 oil and pastel on plaster slab in custom frame  50 x 38.5 x 4.5 cm

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Motoki Naganuma

“snow covered fire truck” 2019  oil on canvas 27 x 35.2  cm    

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Motoki Naganuma

"spring scenery" 2019, oil on canvas, 53 x 45.5 cm

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Motoki Naganuma

"snow covered house" 2019 oil on canvas 35.4 x 27.2 cm

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Motoki Naganuma

"wait for spring" 2019 oil on canvas 41 x 31.8 cm

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Haruki Ohno

“Victim IV” 2019 Ohya-stone, wax h 14 x w 8 x d 8  cm

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Haruki Ohno

"Fisherman" 2018  styrofoam, putty, h 21 x w 9  x d 10 cm

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Haruki Ohno

"untitled (Gorgon)" 2019 Ohya-stone, wax, pine resin, h 20 x w 12 x d 2.5 cm

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Haruki Ohno

"Harvesting potatoes" 2019 styrofoam, putty  h 34 x w 22 x d 6 cm

この度ハギワラプロジェクツでは、5月4日(土・祝)より松﨑友哉、長沼基樹、大野陽生によるグループ展 “Crossing”を開催いたします。

 

松﨑はキャンバスではなく、板状の石膏に即興的な方法で表面に印を付けていきます。その行為は、絵の具をおいた時に石膏という物質から伝わる感触、身体的な反応やジェスチャー、観察、思考を含む多面的なプロセスであり、それらすべてが同時に利用されています。「空間のもつリズムとそれらの質感」に興味があると言う松﨑は、不可視のものを自身の身体を通して可視化する方法を探求しています。

 

長沼が描く風景は、作家自身が日々仕事中に見ている郊外の景色からイメージされています。ただ細かな要素は抜き取られ、樹々や草といった自然だけ、もしくは人工物の家や車が自然に包まれるような様が、流れるような筆致や絵の具の溜まりを取り入れながら描かれています。穏やかそうな光景でもありつつ、怖さも内在するような画面は、観る人をその世界観へ引き込んでいきます。

 

大野は小さな「人型」の塑像を作ります。原始的彫刻やイコンのような不変的な存在に興味を抱きつつ、脆い大谷石や発泡スチロール、パテ、といった軽い素材を使い、フィギュアのような現代的な存在感を生み出します。内在するものと外側に見えるものがずれ独特の存在感を示す彫刻は、配置も彫刻のあり方として提示されます。

 

三者とも異なるアプローチではありますが、どれも筆致や造形の痕などを通して、作家の様々な思考を想像、追体験しながら、鑑賞者の中でイメージを想起させる作品です。

 

 

 

松﨑 友哉 (まつざき ともや)

1977年、福岡県生まれ、ロンドン在住。 2004年チェルシーカレッジオブアートアンドデザイン修士課程修了。主な展覧会に、”John Moores Painting Prize 2018” Walker Art Gallery (2018, リバプール), “Odd Metre” White Conduit Projects (2017, ロンドン), “Drop, Only Connect Project” (2016, 広島),  “Endogenous II” Maria Stefors (2013, London), “Open Studio” トーキョーワンダーサイト (2013, 東京), “The Cameleon’s Eye” Centrum Berlin (2012, ベルリン), “White Deer” White Deer Project (2010, ロンドン), “Arrivals” Pump House Gallery (2004, ロンドン)など。

 

 

長沼 基樹(ながぬま もとき)

1977年 群馬県生まれ、埼玉県在住。 2003年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。主な展覧会に “なびす画廊最後の十日展” なびす画廊(2017, 東京)、”絵画と物語Ⅱvol.2” ART TRACE GALLERY(2016, 東京)、”新世代への視点2014 とまるとうごく” なびす画廊(2014, 東京)、 “Imago mundi” クエリーニ・スタンパァーリア財団(2013, イタリア)、 “emerging2011 ものさしの上の景色” 東京ワンダーサイト本郷(2011, 東京)、”small ground” なびす画廊 (2010, 東京)、 “トーキョーワンダーウォール公募2010入選作品展” 東京都現代美術館 (2010, 東京)、”新世代への視点2008 小品展” ギャラリーなつかb.p (2008, 東京)、”caress” GFAL (2006, 東京)、”flowers” なびす画廊 (2005, 東京)など。

 

 

大野 陽生(おおの はるき)

1992年埼玉県生まれ、東京都在住。2017年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース修了。主な展覧会に「NEIGHBOR」 代田橋 納戸 gallery DEN5 (2018, 東京) 、「TRACTOR BEAM vol.1/ataxia 」芸宿 (2018, 石川)、「共同体について」 URANO (2018, 東京)、 「、むしろ例えてしまう」大野陽生個展『HOAX』」 東京造形大mime (2017, 東京) 、「EXODUS」Gallery b.tokyo (2017, 東京)、 「ニアリーイコール」 GALLERY NIW (2016, 東京) 、 「彫刻と対話法Ⅱ”作家から見た世界”」 府中市美術館市民ギャラリー (2016, 東京)、「アートプログラム青梅2015」 青梅市内 (2015, 東京)など。

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